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ワイタの仮雑記

MantisX Shooting Performance System を導入してみた

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MantisX(マンティスエックス)を買いました。
公式サイト(英語)
一言で言うと、銃のレールに乗せる、トリガー動作感知式のトレーニングツールです。
以下、コレの解説とか
無駄に長い上に写真だらけなのでご注意。

さて、MantisXですが、2年くらい前からPolenar Tacticalで紹介されており、興味はあったのですが、別にそこまでトレーニング勢でも競技勢でもないし、当時は公式サイトの動画が3桁しか再生されていなかったりと完全に一発ネタ感があったところ、割と最近まで生き残っている上にちょいちょい(Youtube上で)他の使用者も見かけるようになり、物欲が再発したので購入しました。
定価は149ドル。割高ですが、なぜか日本のアマゾンでも売ってますし、米アマゾンでも定価でShip to Japan(日本配送可能)になっている様子。(確実に届くかは知りません)

外観

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外箱表面。スリーブケース状になっています。
初期型はグロックのアップ写真だったのですが、このモデルでは割と洗練されたデザインになりました。

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箱裏側。見ての通り、Airsoft、つまり日本で言うところのエアソフトガン、サバイバルゲーム用のエアガンに対応しています。
というか、Dry fire、つまり空撃ちでも動作するので、おそらくですが、トリガーがカチっと落ちるのであれば、モデルガンでも使えるのではないかと思います。(保証しません)
なお、In the Boxとして本体、ケーブル、どう見てもハードケースなMantis Case、となっておりますが…

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スリーブを外した箱。よく光学機器とかが入ってるタイプの箱。

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箱開けた中身。Mantis Case何処いった!?
初期のモデルでは、Mantis caseどころか、フツーにペリカンのハードケースに入っていたみたいですが、現在はややソフトな専用ケースになったようです。
別に専用品だし、悪くは無いのですがせっかくならペリカンが良かった…
そして、さり気なく日本語表記のウェルカムカードも。
この他に簡易操作マニュアル(というかアプリの入れ方シート)が一枚付属します。
基本的にマニュアルはアプリの中にあるのでそっち見てね、というスタンスのようです。

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ケースを開けたところ。MantisX本体の他、充電用USBケーブル、交換用手回し式ボルト、Mantisのステッカーが付属しています。

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本体上から。ネジがレールに食い込むタイプの固定方法。
なお、本体は完全に2つに分かれることはない(緩むだけ)なので、スライドして装着できない銃にはつけることが出来ません。
そのため、スライドの無い銃や、または付けるとホルスターに入らなくなるといった問題を解決するため、ハンドガンのマガジン底部にピカティニーレールをノリでくっ付けるオプションというのも販売しているようです。場合によっては買うより自作したほうが早いかも?
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本体左側から。
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本体右側から。
なお、この写真ではマイナスネジですが、付属の手回しボルトに交換することにより、
ドライバー無しでもつけ外し出来るようになります。
ガスガン程度のリコイルであればソッチのほうが便利だと思います。

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本体前から。前からだとイマイチかっこよくない。
なお、厳密には前後はあまり関係なく、アプリでは逆につけようが設定で対応可能です。

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本体下部及び裏面。
下部には電源ボタンとLED、そして充電インジゲーターと思わしき3連のLEDがあります。(他の用途もあるかも)
裏側は普通にMicro USBが搭載されています。位置的に銃に載せたままだと充電し辛いとは思います。
なお、アプリ内のインストラクションによると、2時間の充電で12時間使えるそうです。

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東京マルイP226-E2に載せた図。ネジは手回しネジに交換済み。
この銃はダブルアクションで撃てるため、空撃ちがしやすく、非常にMantisXの空撃ちモードとの相性が良いです。

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東京マルイG18Cガスブロ。
レールの規格が独特なグロックですが、一応付きます。若干ネジがキツい。
なお、フルオートは流石に対応していませんでした。(1発としてカウントはされる)

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WA V10ウルトラコンパクト。
この銃はレールに溝が無いため、固定できないかと思いましたが、レールの前の部分でネジを締めることにより固定出来ました。
手で引っ張れば抜けますが、リコイル程度ならなんとかなりそう。

操作・仕組み

さて、MantisXの機能ですが、スマホ用アプリとBluetoothで接続することにより、
トリガーを引いた際の銃の動きを検知し、一発一発のトリガーの引き具合を判定、
評価してくれるというツールになります。
「何処を狙ったか」ではなく、「どうやってトリガーを引いたか」を判定するため、
必ずしも発砲する必要はなく、なんなら的すら必要ありません。
トリガーを引いた際の銃の動きを検知し、ガク引きしてるとか、右手に力入りすぎだとか、トリガーに指かけすぎ、といった射手の癖を検知、修正へと繋げて命中率の向上を目指す、という内容です。
以下、スクリーンショットは全てiphone版(iphoneXS)のMantisXアプリを使用しています。

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ベンチマークモードで10発撃った図。
こんな感じでショット毎のスコアが表示されます。
スコアはあくまでトリガーのブレの無さが基準のようです(他にもあるかも)
この図だと、青がトリガー引く前のブレ、黄色がトリガー引く時のブレです。

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ショットごとのブレ方向解析。
左下にGreat shootingと表示されている部分に、癖があれば表示されます。
(そういう写真取ればよかった)
この写真だと、円の左下に赤いゲージが2つ堆積していますが、これは2発分が左下方向にブレた、の意味(だと思います)

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例えばその左下の部分をタッチすると、このようにブレた原因と解決策についてアドバイスが表示されます。物によっては動画付き。
この解説を読みながら、癖を修正していくことで最適な射撃姿勢に近づける、ということのようです。

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ショットごとの点数と、銃のブレの推移図

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ショットごとの銃のブレ軌跡図。
青が射撃前、黄色がトリガー、赤が射撃後。
コレはグロックのガスブロなので射撃後に大きくブレてます。

基本的な動作原理的にはこんな感じですが、他にもブレの軌跡を動画で再現したり、射撃位置の散り具合を散布図で表示したりなんかも可能。

モード選択の前に設定画面。
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まず最上段は銃器選択。
ハンドガン、長物を選択すると、その下に銃のモデル選択画面があります。
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こんな感じで選択可能。当然、V10なんてモデルに乗ってないのですが、自由に入力することが出来ます。楽しい。

銃器選択の下は利き手選択。
その下は発射モード選択。
ここが超重要で、コレを正しく選択しないと恐らく認識してくれません。
左がLive fire、すなわち実弾射撃。
真ん中がDry Fire、すなわち空撃ち。
そして右がCO2、恐らく空気銃を想定。
真ん中のDry Fireにすることにより、エアガンの空撃ちでも認識するようになります。
ただし、銃によっては判定がマチマチで、P226のダブルアクションだと8割程度は認識してくれるのですが、グロックのトリガーだと(毎回スライドをラックした上で)5、6割程度しか認識してくれない感じです。V10はスライドラックさえすれば認識率8~9割くらい。
そして当然のように、ラックしていない状態のグロック(ハンマーが落ちた状態)では、うんともすんともしません。
なので、ドライファイアで遊ぶ場合は、できればストライカー式の銃ではなく、ハンマーの動作が大きい(≒トリガー硬い・重い)銃じゃないと快適には遊べなさそうです。
ちなみに、スライドを引く動作では今の所一回も誤作していません。すごい。
なお、マガジンにガスを入れて遊ぶ場合は、CO2を選択すればほぼ認識率100%でした。
更には、少なくともグロック18にガスを入れて撃った場合、Live Fireモードでも認識しました。

Fireモードの下は、MantisXの向きと設置位置の選択。
前後は交換可能で、更に銃の左右上下どこでも行けるため、M4のサイドレールやスナイパーライフルのトップレールでも行けそうです。(エアコキスナイパーが判定してくれるかは不明)

画面一番下はログイン設定。更に下に行くと、Advanced settingsもあります。
ログインすると、Group機能でグループ作って色々ソーシャルな要素が使えるようですが、取り合えず使う分には登録不要な模様。
Advanced settingsでは、センサーの感度を上げたり、スライド操作で誤作動する場合用に一発撃った後は1秒経たないと検知しないようにしたりといった細かい設定が可能です。

モード選択

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現在選択できるモード一覧です。定期的なアップデートが売りの一つのようなので、
増えるのかもしれません(少なくとも2016年頃の動画にはモード自体の言及が無かった)
なお、各モードは選択すると大抵は解説動画を見ることが出来ます。

一番上の「Basic Marksmanship」は現在選択中のトレーニングコース。
ミッションクリア型でトレーニングできる、ようです。
その下のDrillsからがメニュー。
・Open Training
自由に好きなだけ撃てるモード。好きなだけ撃って、好きなだけ分析できます。
・Shot Timer
読んで字のごとく。上のOpen Trainingに加えてショット間の時間が表示されます。
採点もされるのですが、普通のショットタイマーとして使えそう。
・MantsX Benchmark
10発撃って平均点を出すモード。時間制限無し。
このモードが射手の実力の基本値となるようです。
他のモードでは、このモードの点数にいかにして近づけるか、ということを目指すのが目的の一つ。
・Timed Benchmark
ブザーが鳴ってからトリガーを引くタイプのベンチマーク。
時間を計測されるため、命中精度の他にスピードが必要になる感じ。
・Compressed Surprise Break
上と同じくブザーが鳴ったら直ぐに撃つタイプのモード。
・Reload,In Battery
恐らく、スピードリロードを想定した、装弾済みでマガジンが抜けている状態の銃にマガジンを装填して一発撃つモード。
これも的に銃を向けた状態でスタート、ブザーが鳴ったらリロードして撃つ、という流れ。
リロード速度と当然命中精度が試されます。
・Reload, Out of Battery
弾切れを想定したリロードをするモード。
未装弾でスライドが下がった状態で銃を的に向け、ブザーが鳴ったらマガジンを入れてラック、トリガーという流れ。
・Reload, Tactical
その名の通り、タクティカルリロード用のモード。
装弾した状態で構えて、ブザーが鳴ったらタクティカルリロード、リロードが終了し次第一発撃つ。
この3つのリロードシリーズは、割と操作が煩雑な上に、普通に撃ってると分かりづらい「リロード直後の命中精度」が試されるので、なかなかおもしろいかもしれません。
目指せインストラクターゼロ。
・Primary Hand Only
・Support Hand Only
読んで字のごとく、メインの手、サブの手片手用。時間は計測されないので命中精度のみが重要。
・Cadence2.0~0.5
0.5から2秒の一定間隔で5発撃つ事により射撃テンポを向上させる練習、らしい。

そして下のコースは
・MantisX Introduction
指示された順にコースを選んだり、結果を見ることでMantisXの操作になれるためのチュートリアル。
・Basic Marksmanship
指示された順にコースを選んで命中精度を上げていくコース、だと思うのですが、画面の通り、初っ端から4日練習しろ、とか出てるので割と過酷かも?
・FBI Qualification
実際のFBIとの関連は不明ですが、ホルスタードローを始めとする様々なシチュエーションにおいて「実弾射撃」を行い、その結果を集計するコース。どうやら一定のスコア以下のショットはミス扱い、かつ時間制限を過ぎたショットもミス扱い、というガチなコースのようです。何故かLive fire限定。
一応、国内でもガスブロを使えばLive Fireと認識してくれるっぽいので挑戦は出来るかも?


感想

室内でちょいちょいガスハンドガンとガスハンドガンの空撃ちをやっただけですが、認識性能は相当なものがあります。
まさか空撃ちでこれだけ認識するとは。(ただしグロックは厳しい)
また、適当に撃つ→指示が出る→言われたとおり治す→点数が上がる、というのがすごい短期間で体験出来るので、確かに標的射撃の腕は上がりそうです。
また、知らぬ間にリロードトレーニングまで出来るようになっていたため、姿勢矯正以外にも色々と楽しめる要素は有るかも。
まだライフル類を試していないので、そちらも試してみたいところです。

ただ、あくまで訓練ツールであってゲーム等ではないため、コレ1個で楽しく射撃が学べるか?と言われると流石に厳しい気も。
位置を測定しているのではなく、動きを測定しているので、おそらく競技射撃でもスチールチャレンジとかそっち系の複数の的をすばやく撃つ競技のスコア測定としては使えない感じ。(タイマーとしてなら使える)
あと流石に射撃にかかる予備知識と最低限の英語力は要ります。全部翻訳できそうな量ではありますが。

なお、公式サイト等でも触れられているとおり、どちらかというと習うというよりは、教える際のツールとして画期的な気がします。
生徒の弾道とか見なくても癖の修正が出来るので。
  1. 2018/10/31(水) 00:34:00|
  2. サバゲ
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