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ワイタの仮雑記

Hyper Neogeo64初期型の音声JAMMA化改造について(ハイパーネオジオ64)

ハイパーネオジオ64には、大きく分けて
・専用筐体での稼働のみを想定して音声出力がJAMMA規格エッジコネクタとは別になっている初期型
・汎用筐体での稼働も想定して音声出力がJAMMA規格エッジコネクタから出力される後期型
の2種類があります。
家庭用のモニタ等に接続して遊ぶだけであれば、色々頑張れば初期型でも後期型でも使えなくは無いのですが、初期型やや面倒なことに
・音声出力が原因で、映像にノイズが乗りやすい
・音声出力の出力を調整するツマミ(音量ボリューム)を一定量以上に大きくすると必ずノイズが乗る
・よって実質音量調整が使い物にならない
・なんならツマミ弄らなくてもノイズが乗ることがある
・やっぱり音声も一緒に出力できたほうが楽
という、構造的な不具合があります。大体音声出力、又は、音声を出すために引っ張り出したケーブルのせい。
そんなわけで、巷にはこれらを回避すべく「JAMMA改造済みHN64」なるものが流通しているわけですが、「何をどう改造したのかネットを調べてもワカラン」という状況に出くわします。

そんなわけで、幸運にも改造HN64を見る機会が有ったことから、それを参考に手持ちの初期型HN64を改造したので、その方法を記録しておきます。



※注意事項※
・これ書いてる人は、初めて基板買ってから2ヶ月のド素人です。HN64以外持ってません。
・電気工作がド下手くそです。ただ、サバゲ用電動ガンのバッテリー端子交換等の経験はあります。
・これ以外のより良い方法もあるとは思いますが、探しても見つからなかったので自分は他の方法を知りません。
よって、信じるかはあなた次第。

1 改造概要

ざっくりいうと、HN64本体の「音声R+」と、「音声L+」端子を、もともと有った場所からぶった切ってJAMMAエッジコネクターのそれぞれ「10番」「L番」に繋げばOKです。
自分が見た改造機は[HN64][延長用カードコネクタ][JAMMAハーネス]という順番で接続して有ったので、自分もその方法で改造しました。
直接JAMMAでハーネスに繋いでも動くとは思うのですが、レッツ前例踏襲。

2 改造に必要なものとか。

○Hyper Neogeo64本体(初期型)
 JAMMAハーネスでコントロールボックスに繋いでも音がでないやつ。音が出るなら改造する必要無いです。
3.96mmピッチ56pエッジコネクタ
56Pカードコネクタ
共に秋葉原に店舗があるKVC Lab.で購入。
56Pカードコネクタについては、両側まで端子が繋がってる物を使います。
片側では延長出来ないのでダメ。
○はんだごて道具一式
もしまだ道具を入手していないのであれば、個人的にはハンダごて関連は絶対にケチらない方が良いと思います。
オススメはこのコテこのコテ先の組み合わせ。
下手に安いの買うより絶対成功率が上がります。(電動ガン壊してきた人の意見)
あと、こういう固定するやつ
○ケーブル剥く道具(ケーブルストリッパー)
別にJAMMAハーネス作るわけじゃないので最悪ハサミとかでもなんとか。
○何かしらの端子的なもの(状況による)
後に説明します

3 改造方法

IMG_2337_R.jpg
一般的なご家庭に転がってるハイパーネオジオ64基板。デカいです。
初期型はどうやら大抵の場合、こんな感じでステレオプラグを外付けしていることが多いようです。
これも恐らく、誰かがこの形態まで改造したものじゃないかと推測しています。

IMG_2430.jpg
HN64のエッジコネクター部分、JAMMAハーネス接続状態。
普通に音声部分にケーブルは繋がってるのですが、この状態だと音が出ません。
なお、写真左のボリューム部分は恐らく本来は黒色のダイヤルが付いているものと思われます。

IMG_2431.jpg
そんなわけで、改造を行います。
まず、HN64をひっくり返します。
写真左側に上下4箇所あるネジを外すと、保護している鉄板が外れてイジりやすくなります。

IMG_2432.jpg
開けたところ。エッジコネクタが露出しました。
なお、説明シールにある通り、本来は多分このパネルにある端子から音を取る設計なのだと思います。

IMG_2433.jpg
外したパネルを裏から見たところ。
ご覧の通り、左側の白い端子から切断されたケーブルが見えます。
つまり、このHN64において、ステレオプラグ化されてた音声は、このケーブルを繋ぎ替えて作成されていたようです。

IMG_2434.jpg
この赤・紫・灰・白のケーブルがそうですね。
先程の端子に切れ端が残っていたことにより、ケーブルがそれぞれ
紫:R+ 灰:L+ 白:R- 赤:L-ということが分かりました。助かる。
なお、自分が見た改造機だと、このボリュームの裏に繋がってるオレンジをR+、緑をL+として接続していました。 
多分、どっちでも良いんじゃないかと思ってますが正直分かりません。
要は、このR+とL+をエッジコネクタに移植すれば音が鳴るはず、です。(マイナスは要らない)
なお、自分の場合、この白いコネクタで本体ケーブルとステレオケーブルが接続されていたわけですが、失敗時等に後々戻す事を考え、ケーブルは切断せず、このコネクタを外して別途シリコン銀コードセット・20Gイーグル #3374 ユーロ ペアコネクター・ハウジング付φ2.0mmのオスピンで接続することにしました。
完全にサバゲー用品の余りです。やっててよかったサバイバルゲーム。
多分、このステレオケーブルの接続はこの個体独自のものだと思われるので、普通に改造する分には要らないと思います。

IMG_2435.jpg
延長コネクタを作成します。
56Pカードコネクタと、56Pエッジコネクタをはんだ付けします。
基本的に、どの工程においても両方のパーツに予めハンダを付けといて、くっつける時はそれを溶かしながらくっつける、という工程になります。

IMG_2436.jpg
エッジコネクタ側の予備ハンダ。なお、この金色のピン部分、カードコネクタを挟んでもなお隙間が結構あります。
自分は最初に少し内側に気持ち曲げておきましたが、結構な量ハンダを流す必要が有りました。
なお、後ろにあるのはコレまたKVC Labさんで購入したJAMMAハーネス配線表キーチェーンです。
知識と自信がない分は道具で補っていくスタンス。

IMG_2437.jpg
エッジコネクタとカードコネクタをハンダ付けした状態。一番右とかすんごい汚い。
コレを両面、54箇所やります。割と大変。

IMG_2438.jpg
取り敢えずハンダが完成したら、この状態でHN64に挿して動作確認しました。
この状態は単に延長してるだけなので、ハンダ付けがうまく行ってれば普通に動作するはず。

IMG_2439.jpg
動作確認が終わったので、延長ハーネス上に音声ケーブルを配線します。
赤いコードがR+なので10番、黒いコードがL+なのでL番にくっつけます。
赤いコードはエッジコネクタの端子と端子の間をくぐらせています。
この配置の場合、20Gの太さのコードでギリギリでした。
別に横回せば太さ関係ないですが。

IMG_2440_R.jpg
完成!本体裏側から。先ほど開けたパネルは閉めましょう。
元あったステレオケーブルが無くなった分スッキリしました。
エッジコネクターが伸びたのはやや邪魔ですが…

IMG_2441_R.jpg
上から。
赤いR+ケーブルのみ見えます。それ以外は単に延長してるだけ。
ハーネスに直接ハンダ付けしてないので、他の基板と繋ぐときも安心。持ってませんが。

↑改造後に音量ツマミいじりまくってる動画。
改造前の初期型HN64でコレをやると画面がえらいことになる上に、戻すのにも一苦労する。

以上、自己流(パクリ)ハイパーネオジオ64改造方法でした。
昨今、ハイパーネオジオ64のマザーボードの品薄化が進み、高騰しているらしいため、初期型しか手に入らねぇ!となったときの参考になれば幸いです。

4 参考サイト等

http://www.ne.jp/asahi/cc-sakura/akkun/asobi/kiban10.html
ステレオ配線の引き回しについて参考にしました

http://kvclab.com/
コネクタ類等の購入先。土曜日の15時に注文したら翌日10時頃に到着してビビる。

http://www.try-inc.co.jp/
ROMを購入した際に改造ハイパーネオジオを見せて頂きました。
さらにいろいろ教えて頂き、無事改造までこぎ着けました。さすが有名店。

おまけ

IMG_2408_R.jpg
ちなみに、改造するしないは別として、物理的ノイズ対策として壁掛けして手の届かない場所に置く、ってのもあります。
ご家庭のオサレインテリア(鉄塊)として一家に一台、ハイパーネオジオ。
  1. 2020/10/05(月) 01:27:00|
  2. サムスピ
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